まだ、修理が必要な個所があるのですが、車検もそろそろ近づいてきたので、オイルを交換することにしました。エンジンオイルの交換は自分でやっているのですが、トランスミッションとデフのオイル交換は、オイルの注入が面倒そうなので、いつも自動車屋さんにお願いしています。この程度の作業は自動車用品屋さんでもできるだろうと考えて、初めてAUTOBACSに頼んでみることにしました。 ところが、受付で資料と思しき冊子を広げて、「(ベレットが載っていないので)出来るのかどうか、判らない」とのこと(オイオイ)。挙げ句の果てに、リフトに昇げた状態で、今までにないような言いがかりをつけられ、オイル交換を断られた為、阿呆らしい(馬鹿を相手にしても仕様がない)ので「自分でやるからいいよ」と言って店を出ました。長い間ベレットに乗っていて、いすゞのディラーでも同じ仕様で何回か車検を受けていますが、こんないちゃもんは初めてです。 |
その足で、AUTOBACSの近くのホームセンターにオイルを買いに寄ったところ、久しぶりでバルボリンのエンジンオイルを見つけました。私のお気に入りのエンジンオイルです。使っていても、粘度がおちない良いオイルです。しかも、かっては高価なオイルだったのですが、長い間にわたってディスカウントショップやホームセンターで安値で販売されています。必要な時に、いつも安定して入手できないのが問題ですが。 エンジンとミッションの両方に使いたい※注1)のですが、数量が足りません。しばらくしたら、また入荷していないか、店をのぞいてみることにします。オイル交換を頼まなければ、AUTOBACSよりもホームセンターの方が、好みのオイルが大抵は安く買えます。 |
店に帰って、ミッションオイルの交換方法を確認します。私のベレットはエンジンメンバーに鉄板を一枚熔接してあるので、ここにジャッキをかけて持ち上げることができます。大変便利です。 |
ミッションのフィラーボルトは24mmのソケットで普通に緩みました。ドレインボルトは特殊な形状をしています(ミッションでは多いのかな?)。 本来は1/2インチのスクエアソケットを嵌めて緩めるのでしょうが、特殊工具になるのかホームセンターにも置いてないようなので、今回はソレットレンチの頭の四角い部分で代用します。しかし片手では駄目、両手で緩めようとしても、びくともしません。リフトアップしているならともかく、車の下の狭い隙間に寝転がった姿勢では、これ以上力が入りません。ここで諦めたらAUTOBACS並の能なし・脳なしということになってしまいますので、ドレインボルトにソケットレンチを差し、その下にブロックを置き、更にブロックの上にレンチの柄の端が滑りやすいように段ボールを敷いてジャッキを緩め、車重をソケットレンチにかけます。少々乱暴な方法とは思いますが、無事ボルトを緩めることができました(お薦めはしませんが、結果オーライです。誰だ?! こんなに固く締めた奴は!!)。 オイルを抜いた後、ドレインボルトを適正な力で締めたのは言うまでもありません。作戦を考えている間に、せっかく暖めておいたミッション内のオイルが冷えてしまったのですが、今回は良しとしましょう。夢中で作業を終了させてしまいましたが、使用可能な六角のドレインボルトがあれば、交換しておいた方が後々楽だったかもしれません。 AUTOBACSは、どうやらドレインボルトの形状を見て、いちゃもんをつけて逃げたというのが真相のような気がします。旧車は、みんな断っているんじゃないの? 自分たちの無能を棚にあげて、お客の大切な愛車を罵るとはねぇ。 追伸: 久々になんかムカついたなんてものじゃないので、試しにGoogleで「オートバックス むかつ く」「オートバックス 腹が立つ」で検索してみたら、色々な作業やその後の対応のトラプルが出 るわ!出るわ!! こちらもAUTOBACSに大した仕事ができるとは思っていないのですが、どうも 面倒な仕事、自信のない仕事から逃げる体質も身に付いているようです。数々のトラブルを読ん だら、怖くてタイヤやホイールも買えません。それどころか、詐欺としか言えない押し売りまで!! こんな会社が、一時期手造りに近いスポーツカー(ガライヤ)の製造・販売まで計画していたと は! 恐るべし、AUTOBACS!! 結局旧車や高級車の場合は、簡単な整備でも、きちんとした自動車屋さんに頼むか、自分で やらないといけない、ということのようですなぁ。 ※注1) ベレットオーナーには常識ですが、ミッションオイルは、SAE30のエンジンオイルが指定されて います。 |