ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
ドラムプレート

2015年12月11日

 みんカラの、Gizinさんとこのブログで、リアのブレーキには元々ドラムプレートが付いていたことを識りました。エンジンのオーヴァーホール用のパーツをいすゞに頼む時に訊いてみたのですが、これはもう出ないとのことです。当然プレートの現物はない為、ドラムの蓋で、必要なサイズを測定してみました。


 測定したサイズで計算すると、P.C.D.は114.4になるのですが、ベレットのP.C.D.は114.3ですので、計測結果とほぼ一致します。積算で計算しているので、小さい螺子穴間のP.C.D.も多少誤差があるかもしれない?



 今回お願いしたのは、インターネットで検索した「きりいた.com」さんというサイトです。日曜日の夕方にメールを送って、次の日には見積もりが届きました。価格も材料費・税込みで一枚1,200円と、大変リーズナブルです。
 その製品が、出来上がってきました!


 早速ドラムに仮付けしてみたのですが、全く問題有りません。固定穴のP.C.D.の数値も、合っていたようです。


 スペーサーを兼ねて、純正の1.2mmではなくて、2.3mm厚のクロカワの鉄板で製作してももらいました。
 現在履いている、14インチ×5.5J、オフセット25改+28のホイールに使うのは、タイヤとフェンダーのクリアランスがギリギリ過ぎて無理です。オフセットが+34か+35のホイールと組み合わせて使うことを想定しています。


 プレートの上に、+35のマグホイールを履かせてみました。今までより4.7mm奥にへ引っ込みますが、内側に干渉しそうなところもなく、リアに関しては問題有りません。
 インターネットで色々と検索してみたのですが、クロカワの防錆性能程度では、屋外でそのまま使用するのは無理そうです。黒皮被膜の上からクリヤーを吹いて、クロカワの風合いを活かすというのも、耐久性の面で難しそうです。
 ここは諦めて、鉄板の表面を180番から400番のサンドペーパーで磨き、リアスプリングに使った、三菱系の白で塗装してみました。


 軽く磨けばいいと思っていたのですが、塗装前に撮った写真を見るとまだ充分黒い、被膜が除去できていないような? ドラムカバーに付けるとなると、塗料の耐熱性能も大丈夫かどうか判りません。使ってみて、問題があれば塗装仕直します。
 塗装前提なら、最初から酸洗の鉄板で製作してもらえばよかったのですが、所詮ろくな知識もない素人が、いきあたりばったりで色々と調べて、愉しみながらやっていることですから。
 あとはサイズとデザインの合うホイールが必要ですが、これがなかなかの難関です。手持ちのマグホイール4本を粉体塗装してもらおうと思うと、税抜き12諭吉さ んくらいかかりそうですので、ビルシュタインのショックが買えてしまいます。諭吉さんの行き先を選択しなければいけないのが、なんとも辛いところです。


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