燃料タンクのレストア作業を再開します。 塗料剥がしを塗って、(去年剥がさなかった、錆が出ていない部分の塗料を)スクレイパーで削ぎ取ります。あとは、100円ショップで買ったディスク・ペーパーで、全体を軽く磨きます。 |
ここからは、サンドペーパーを使った、手作業での磨きになります。上下の合わせ目も、かなり錆びています。 |
一所懸命擦っていたら、下部側面の貫通穴は、5つに増えてしまいました(爆!)。 |
黒いシミのような部分も錆ですが、この部分はペーパーでいくら擦ってもこれ以上取れないので、ダイヤモンド鑢で削り取り、100番のペーパーを四つ折りして、その角で擦ってみました。 |
この部分の錆が、固いだけではなくて、削ってみると意外に厚い。もうこれ以上はないだろうと思っていた貫通穴が13に増えてしまいました(爆!!)。 錆の非道かった角の部分の鉄板が、すっかり薄くなってきましたので、錆取りもこの辺りで、そろそろ限界のようです。 |
穴の開いている部分をアルコールを浸み込ませたテッシュで拭いて汚れを落とし、ヒートガンで加熱しておいて、まず穴の開いた部分の周りにフラックスを塗り、半田ごての先を穴に押し込むようにして、ハンダ埋めします。 このあたりは、錆を落としすぎて鉄板も薄くなっているので、穴だけではなくて、錆を落とした跡の凹部もハンダ埋めしていきます。特に鉄板が薄く痘痕状になっている部分は、表面を広くハンダで被います。 |
盛り上がったハンダを削り取って、貫通穴の修理まで完了です。 |