サイドブレーキのダストブーツを未使用品に取り替えたので、そこそこ劣化の進んでいるサイドブレーキカバーも再生することにしました。 オリヂナルのカバー(以下、今のベレットに付いていたものが、純正のオリヂナル品である前提の話になります)から、紙で型を取ります。 |
変形や硬化もあって、思うように型が取れなかったので、細かいところを修正していきます。 素材のビニールレザーは、ホームセンターでテーブルクロス用のものを、切り売りで買ってきました。当初はオリヂナルと同じ黒色で考えていたのですが、カーペットも明るい色のものに取り替えてあるので、ビニールレザーも明るい色のものにしました。これを型に合わせて切ります。糸は近くの布伝説さんで訊いて、素材に合ったものを買ってきました。 |
実際の縫製は奥さまにお願いします。下側はオリヂナルと同じように、真ん中付近の直線部は8mm、端付近は11mm折り返して、その中心付近を縫っていきます。素材が厚い上に湾曲しているので、なかなか会心の出来とまではいかないようです。 |
上の口付近は、15mm折り返します。折り返し部のすぐ下の裏側に強化テープをアイロンで貼り、縁から10mmのところで縫います。更に口部分も裁ちかがり縫いで強化します。 |
両サイドを、縁から5mmのところで縫い合わせ、縫い代を指で強く押して割っていきます。 |
これを裏表ひっくり返せば、完成ですぅ(^_^)。 |
ビニールレザーを扱うのは奥さまも初めてなので、今回はベレットを買った時に欠けていたドア・ポケット再生へのテストも兼ねています。ポケットが欠けているというのは、個人的にはかなり気に入りません。 インターネットでこの部分の写真を集め、頭のなかでは、ドア・ポケット再生の作業手順ができているのですが、実際に作業にかかる為には、やはり現物がひとつ手元に欲しいところかな。 |
追伸: みん友の 1500dx さんにお譲りいただいた貴重な1800GTの取扱説明書を見ていると、ベ レットに付いていたのと同じようなサイドブレーキ・カバーの写真が載っていました。純正品で 間違いないようです(^_^)。 |