ヒートプレートのテストをしてみると、SOLEXの加熱防止には、それなりの効果を発揮しているようだ。風もいい具合に、フロントから入ってキャブを冷却してボンネットルーパーに抜けていっている感じ(あくまでイメージ)がする。
ただ、走っていると時はともかく、停止してしばらくすると、やはりエキマニの熱が、キャブの方に上がってくる。エンジンが熱を持っている時に、セルが回らない問題は、これで解決したことを期待したが、こちらは全く直っていなかった。そうすると、キャブのバーコレーションだけではなくて、去年の年末にトラブルを起こしたセルモーターの配線が、やはり怪しい。 40年も経てば配線も酸化して劣化するので、バッテリーの+からセルに直結している配線あたりから作り直そうと、ホームセンターに行った時に銅線を探していたが、ホームセンターでは太い銅線は置いてないようだ。自作するには、他にも問題があるので、昭和区の都電機さんに、配線の引き直しをお願いした。 |
一回り太い配線に引き直してもらい、バッテリーの回りもすっきりとした。なかなかいい感じだ。勿論、始動性も向上し、エンジン関係は、これでほぼ満足のできる状態になった。気温が下がってきても、しばらく乗らずにオイルが下がった状態でも、エンジンが一発でかかり、安定するのは、やはり気持ちがいい。 暖まった状態ではエンジンが、ややかかりにくいので、後は様子を見て、更なるキャブのバーコレーション対策を行うかどうか検討したい。 |