スズメノタマゴ


 笹藪の、笹の一本の節の部分に付いていた、正体不明の物質だが、以前こりびあさんのHPで見たスズメノタマゴを思い出した。確か、田舎の子供が、粘土代 わりにして遊ぶようなことが書いてあったと思うので、手に採って、捏ねてみた。粘土ほどの粘性はないが、粘土の代わりにならないことはない。
 大野博之氏の論考「スズメノタマゴを考える」(富士竹類植物園報告第50号)によれば、『「竹蓐」は「ちくじょく」読み「メダケの赤衣病」の漢名で、俗称が「スズメノタマゴ」、―中略―メダケ以外にも、各種の竹、笹類に発生し、日本に広く分布する』と記されている。


 竹に生じているが、上のものと違って固くなっている。スズメノタマゴの古くなったもののように思われる


メダケの赤衣病の胞子堆