未同定の茸2


 秋、広葉樹のうろで見つけた、球が三つくっついた形の茸(茸だと思う)。球の径は1から1.5センチくらい。触ってみると、弾力性のある堅さを感じる。年の代わった今(四月)でも存在しているが、老菌化して、皮が中身から浮いたような感じになっている。

広葉樹の樹皮の剥けた部分に、秋に発生。大きさは2.5センチくらい。上の茸と、同一の種類に思われる。


 上の写真と同じ場所に、同種と思われる茸が生えてきた。切断してみると胞子塊が詰まっており、ニセショウロ科の茸のような感じだ。胞子は類球形で、針状突起があり、この点でもニセショウロ科の茸を思わせる。しかし、広葉樹上生のニセショウロ科なんて、あったかなぁ?